四季に応じて整える食の教室~2月~
食の教室とは料理教室ではありません。
季節に応じて整える食の教室はその名のとおり、
季節に応じて心身を整えることを学んでいく教室です。
日本には四季という独特の季節の移り変わりがあります。
ずっと同じではないので、その変化に対応していく必要があるのです。
それに反していると崩れていく事はあたりまえのことです。
逆らわず、添っていくことで健康のバランスが整って楽に過ごしていく事ができます。
料理を覚えていくのではなく、普段の食事と生活を季節の移り変わりに添ったものに意識し改善することで、無駄にエネルギーを消費せず心身の健康を保っていく事が目的の食の教室です。
1月の食の教室は
2月の体調と生活についてでした。
2月の体調は
乾燥がピークになります。
乾燥になると粘膜が弱ってきますので、アレルギーがでやすくなったり、
免疫力が弱くなったりします。
肌もカサカサでかゆみが出たりもします。
オイルなどで保湿をし陳皮茶や白湯に梅干をポンと入れてこまめにとることもおススメです。
三寒四温を繰り返す2月・3月は気温に応じた服などの調節が必要です。
じーっと沈み溜まりやすい冬の性質により重く疲労感を感じやすくなっているのです。
気分も落ち込みやすくなっています。
これも春に向かう準備として大切な時期。そんな自分を受け入れて責めないことが大切です。
今無理に元気になろうとしたり、体力を消費しすぎたりすると
春オープンになっていくときに気持ちよく花開けなくなります。
そのときをイメージしながら老廃物を徐々に排泄しながら力を温存しておきましょう。
2月は旧暦でいうと新年の始まり。それが立春です。
立春の1日前が節分。鬼を祓い福を招いて新年を迎える準備をします。
節目となる月です。心新たに進んでいきましょう。
節分は旧暦の大晦日。
ふさわしい食は
いわし・・・・・魔除け
こんにゃく・・・解毒
くじら・・・・・大幸運
そば・・・・・・年越し
豆・・・・・・・魔滅
けんちん汁・・・精進
などがあります。
もうじき訪れる節分。そして新しい年の始まりをこのような事を意識して
過ごしてみましょう。
そばの手巻き
こんにゃくステーキ
けんちん汁
アボカドクリームのチョコレート