Pranafull Life

〜アンナとミンと〜 しなやかな暮らし

区切りを迎えて再出発!!

一つの区切りを超えました。

あれから丸5年。

無事にこの日を迎えました。

 

 

父は51歳の時に大腸癌が見つかりました。

早いもので来年は13年忌を迎えます。

父に体質も含めよく似ていると言われる私は、5年前の12月。41才の時に

大腸癌がみつかりました。

 

父の似ている事は大いに自覚していたからでしょうか・・・

魂のどこかでいつか癌になるんだろうなって感じていました。

かといって絶えず気にしていたわけではありませんでした。ただ何となく・・・。

 

そのせいか見つけた時、ものすごくショックを受けて落ち込んだと言う事はありませんでした。

ただ予定(??)よりも早かったな~~といった思いが最初でした。

検査をし発見者となった主人の方が動揺していたと思います。

すでにポチッとは簡単に取れない大きさになっており腸を切除する事となりました。

 

癌となると死と直結するイメージであったので、1晩だけはさすがに自分の行く末を

凝縮して考えました。

体全体が心臓になったかのように一晩中脈打っていたのを覚えています。

そこで考えたのはこのまま死んだときの事。

主人はどうなる・・・

子供たちは・・・

家庭は・・・・

既に父に先立たれていた母は・・・・

私が死んでも皆は変わらず生きていける。

だた私がいなくなるだけ。

だけど私は死ぬまでにどう恩を返し何を残していけるんだろう。

末っ子はまだ2年生。

大人になった時に母を語れる記憶があるのだろうか。

自分だけ母が薄いような寂しさを味わうのではないか・・・。

何も残してあげられない・・・。

色んな事を思いました。

 

私には3人の子供が授かりましたが、3度とも命の危機を味わう壮絶なものでした。

しかし死んだら・・・と言う事よりも子供を生かす。

生きて生まれさせる事だけに集中していました。

自分を思う余裕さえなかったです。

自分と引き換えにしても惜しくない子供と言う存在があったから。

 

その後は健康という物を考え自分なりに学び取り入れてきました。

 

だのに後に大腸癌になるなんて。

なんで?とも一瞬思いました。

だけどどこかで”癌になるだろう”と感じていて引き寄せたのは当然だし、

それでもこうして生きているのは学んで日々に取り入れてきていたお陰様。

だからこのくらいで済んでいるのだと有り難く思いました。

そうしてこなければ、今頃どうなっていたか・・・。と言う事ですよね。

 

抗がん剤も心身が滅んでいくのを感じ、途中で自分の意志で止めました。

もしもあと僅かしか残されていない人生だとしたら鬱々と苦しい時間で取り崩されるのは勿体ない。

自分らしい時間で埋めていきたいと思ったからです。

抗がん剤を否定するものではありません。あくまでその時の私の気持ちでした)

 

その代わり周りに迷惑をかけないように、転移や再発を起こさないよう

日々できる事はやっていこうと決心しました。

 

私が回復してきたころ親友の一人が姉妹でヨガをしたいと言ってくれました。

私はヨガを自分の趣味としてやっていましたが”教える”という気持ちはさらさらありませんでした。

私には教えるなんてできないと思っていたからです。

きっと友達は私に元氣を出してくれようとしていたのでしょう。

その事をきっかけに今ヨガの講師をしています。

皆とふれあい、笑い、変化を感じながらのヨガの時間は私にとってかけがえのない時間となり今でも大切なものです。

 

自分の心身も皆さんの心身も健康に変化していくもを目の当たりにすると、

ヨガの素晴らしさとやってよかったという幸せに満たされます。

 

さらにヨガと同様に季節に添って心身を整え健康をつくる

食事の教室もさせていただいています。

 

それは運動だけでは健康は保てない・作れないからです。

毎日の食べ物から細胞ができ体が作られます。

そこができてこそ運動とのバランスで健康に繋がります。

体が元氣だと心も元氣になります。

心が元氣だと体も元氣になります。

心と体は繋ながっいます。

 

自分に目を向け調整していく事はとてもとても大切な事。

自分の事は後回しなんてことはあってはならないのです。

結局は自分が痛むことで周りも痛めてしまいます。

 

自分の代わりはいません。

他人を生きる事は出来ません。

自分が自分の人生を生きるしかないんです。

だったら自分が楽しい・嬉しい・幸せ!!を味わうしかないと思いませんか?

私はやっとそれを許し進みだすことが出来ています。

これも健康を害したお陰様。

 

私が元氣でいると家族にも不快を与えることもありません。

アクティブ過ぎて心配させることはあっても((;^_^A)

周りを暗闇にしてしまうことはないと思っています。

 

5年前のあの日。

私は見苦しいほどに生きることに執着しました。

あれほど”毎日悔いなく頑張ってるからいつ死んでも悔いはない”と言っていたのに。

カッコ悪いほどに生きることにしがみつきました。

 

まだ孫の世話もさせてもらってないし、

家族も幸せに感じいてくれている毎日だったかもわからないし、

自分のことももっと幸せにしたいし、

何の役にも立ってない。

今は”ヤッター”とガッツポーズで逝けない。

やっぱり悔いが残る事ばかりでした。

 

死を近くに感じ生きる事を考えてからの人生は確実に変わりました。

 

今の私は私の経験を生かして皆さんのお役に立つこと。

私のように病気で痛い目に合う人を少しでもなくすこと。

関わる皆さんが元氣に笑って過ごせること。

それを実感して自分も喜んでいきます。

 

自分を遠慮することなく、出し惜しみすることなく表現して行きます。

 

その1つとして本の出版があります。

ありがたいことに来年出版が決まりました。

 

本を書くと言う事はこんなに早く現実になろうとは思いませんでしたが、

私が生きていた証として子供たちに伝えたかったこと

母を感じてもらえるものとして書いて残しておきたいなぁとは思っていました。

内容なども考えず ただおぼろげにです。

本が残せたらいいな~って。

それもまた癌と同じでどこかで感じていたものを引き寄せたのでしょう。

思考は良くも悪くも実現してしまいます。

 

今年廻り逢った東友加さん。

友加さんはすでに女性の質の高め方を出版されて、

多くの女性を自分の好きで輝く方法を伝えて活躍していらっしゃいます。

 

彼女はこんな私からも色んなものを引き出し、

「それでいいんだよ」って背中を押してくださいます。

自分では目もくれなかった所にスポットしてあぶり出し形にしていく天才。

彼女に逢ってから私は私であることを誰の遠慮もしなくて良いと解き放ってもらったと思います。

同い年でありながら

時には師

時には母

時には姉妹

時には友であります。

彼女の並々ならぬお力添えでお陰様で本の出版にたどり着きました。

本当に感謝申し上げます。

 

友加さんの本の購入はこちらからできます。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%82%81%E6%96%B9-%E5%8F%8B%E5%8A%A0/dp/4905084199

 

そして出版実現セミナーの講師である山田稔先生。

最初 場違いな空気満々な私をご指導いただきここまで来させていただきました。

本当にトンチンカンな私を的を射たアドバイスで導いて下さり

身の丈の私が削り出されました。

ありがとうございます。

ここまで運んで下さった先生のご苦労は大変なものであったと思います。

そしてこれからが更にご苦労をおかけすることと思いますが一生懸命

頑張っていきます。

まずはやり抜くことがご恩返しと心得てご恩返しして行きます。

 

私の生きている証の第1歩。

手にして下さる皆さんの元氣に繋がるものを書いていきます。

家族

友達

周りの人たち

まだ見ぬ人たち

全ての人たちに感謝と元氣が届きますように。

自分の分身書が残せますように。

 

そして5年前5年後生きているのかな・・・と思っていたのに

こうして今ここに生かされていることに感謝します。

 

そして そして まだまだ思いっきり生きていきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのお陰か何の異常もなく癌でいう5年と言う一つの区切りを超えました。