医学っておもしろい!
おはようございます!
健康バランスアドバイザーをお仕事とする前から、
体のことについては興味がありました。
いつの頃からだったのかは、忘れてしまいましたが、
20代前半の頃だったと思います。
その頃はまだ、これが体にいいとか、悪いとか・・・というものさしであったと
思います。
試しては消え、試しては消え・・・とを繰り返していた時期でした。
その後、妊娠・出産を経ていくうちに体を健康に保つには?!という氣持ちに変わっていきました。
妊娠するまでは、入院なんてしてことなかったですし元氣だと思っていた私です。
妊娠した途端に体がまるで滅んでいくかのような、体験をしました。
生氣がなくなり、本当に段々と自分が朽ちてなくなってしまうのではないかという感覚。
死ぬ氣はなかったけれども、きついきつい日々だったことを思い出します。
そして、病弱が開花(??(笑))していったのですが、
その度に、健康に居れるためにはどうしたらよいのかを考えてきました。
日頃、健康の状態を維持する事には生活習慣や、いわゆる生活習慣、民間療法、漢方などをとりいれて整えることを心がける。
何か不調があれば、西洋医学の病院へいって早めに治療する。
そんな感覚で自分なりの調整をしてきました。
どちらも人体を治療するものではありますが、その印象はだいぶ違っているように思います。
西洋医学が医療色が強く、ある意味確立されているように思え、漢方医学はある種”感”
みたいなものを働かせながら、やんわりと効いていくもの。何となく体にいいもののように私自身は感じていました。
漢方医学と西洋医学の大きな違いは、顕微鏡の存在だったと読みました。
病原菌を発見することで、漢方医学との差がついたそうです。
西洋医学は漢方医学よりも原因が見えることや、医学を学ぶシステムもわかりやすいものになっていったようです。
一方漢方医学は、一子相伝的に簡単には人に教えず、弟子になりたい人が訪れても、
本当に伝授するにふさわしい人であるかを、数年かけて見極められたそうです。
そうして、自分が持っている技術は秘伝とし簡単には教えず、古い漢方医学書にはわざと嘘の記載がされていたそうです。(;^_^A
これでは、結果が出るはずもなく、効かないじゃないかということになっても仕方ありませんよね・・・。
だから、本当に効果的だった技術はその人がなくなってしまうと、施せず、わからないままの物も数多くあるとか・・・。
なんと 勿体ないのでしょう!!
実際に政府が明治時代に脚気の治療を、西洋医学と東洋医学に行わせたところ東洋医学の治療の方が成績が良かったそうです。
私がいつも感じるのは、どちらも素晴らしい学問であるのでもう少し共存できるような環境にあればいいのにな~って思います。
何か区別されているような印象をとっぱらえたら、ものすごい力が生まれるのではないかな~。なんて独り言のように思うのでした。
人間も同じですが、認め合いと、尊敬と愛情が大切だと思うのです。