毎日朝は新しく産まれている
きっと ヨガと言えば ”綺麗にポーズを決めること” と思われる事が多いと思います。
確かにそれも一つですが、それだけではないのが魅力的なところです。
ヨガの考え方の中には生きる上での知叡やエッセンスが沢山入っています。
ヨガ哲学の中に八支則と言う物があります。
ヤマ 禁戒(人や物に対して慎む行動。道徳的基本)
アヒムサ=非暴力。肉体的・精神的・言葉の暴力など振るわない。
サティヤ=嘘をつかない。正直になる。
アステーヤ=盗まない。
ブラーマチャリヤ=欲望に溺れない。精神的、肉体的な全ての快楽を求めない。
アパリグラハ=物質欲にとらわれない。
ニヤマ 勧戒 (自分に対して守るべき行動)
シャウチャ=自分自身の内側と外側、心身を常に清潔に保つ。
サントーシャ=必要以上の贅沢をしない。足るを知る。
タパス 鍛錬すること。精神修行。
スワディヤーヤ= 経典や自分自身に対する学びを深め、精神向上を行う。
イシュワラプラニダーナ=感謝の念、献身的な気持ちをもつ。神への祈念。
ヨガの哲学を学ぶ上で最も有名な八支則ですが、人間の基本的な教えが詰め込まれています。
ふと見ると 当たり前のことを言われているように思いますが、
頭でわかっている事でも心の中でわだかまりとして内側に残っていたり
満たされているのに もっともっとと欲が出たりします。
全部できたらもう人間を卒業!!ですよね。
人間としていきているから間違いもしながら学んでく。
自分も他人も大事に思うことができていたら大半のことはおのずと出来ているような気がします。
体の筋肉だけではなく心の筋トレしてしっかりと心も筋肉をつけていきたい。
そう思います。
自分をしっかり見て出来ていないことにも出来ていることも気づくこと。
そこから進化は始まります。
心も体も出来ては戻り出来ては戻りしながら強化されるもの。
長期でも確実に成長していく事が大切であり、続けていく事に価値があります。
今日までの自分は死滅し明日の朝起きたら新しい自分として生まれていると言われます。
うまくいかないでガッカリするようなことがあっても、悲しいことがあっても
今日で終わり。
そして新しい1日に清々しく向かって始まる1日にしましょう。
では明日を楽しみに思う心でゆっくりと眠りましょう。